よんだほん

本の内容をすぐ忘れちゃうので、記録しておくところです。アフィリエイトやってません。念のため。

2023-01-01から1年間の記事一覧

限りある時間の使い方(Four Thousand Weeks :Time Management for Mortals)

限りある時間の使い方作者:オリバー・バークマンかんき出版Amazon 本書は、タイムマネジメントのハウツー本ではない。むしろそうした世にはびこる「タイパ」志向に対して疑義を投げかける本であり、内容は哲学的なエッセイに近い。どうあがいても人生は4000…

世界はあなたを待っている―社会に持続的な変化を生み出すモラル・リーダーシップ13の原則

世界はあなたを待っている――社会に持続的な変化を生み出すモラル・リーダーシップ13の原則作者:ジャクリーン・ノヴォグラッツ英治出版Amazon 社会起業家を支援するファンド「アキュメン」のCEOであるJacqueline Novogratzが、これまでの半生で経験した具体的…

シン・ニホン AI×データ時代における日本の再生と人材育成

シン・ニホン AI×データ時代における日本の再生と人材育成 (NewsPicksパブリッシング)作者:安宅和人ニューズピックスAmazon 実は発売当初(2020年ごろ)、いわゆる「話題の図書」的な平積みコーナーに置かれていたころには購入していたのだが、今更の読了と…

「答えのないゲーム」を楽しむ思考技術

いわゆる経営理念・企業理念のような、組織の価値観・行動規範・カルチャーを作る仕事をしているが、まさに「答えのないゲーム」の迷宮に入り込むことが多い。事業を動かしていく場合は、めざしたい価値観(目的)はすでに設定されているはずなので、そこか…

21世紀の教育 子どもの社会的能力とEQを伸ばす3つの焦点 (The Triple Focus :A New Approach to Education)

親になり、日々様々なことを吸収していく子を見ながら日々悩ましく感じている。激動の時代において、どう子どもに向き合い親として何を伝えていくべきか。勉学については得手不得手があるので、偏差値競争をしてほしいとは全く思わないが、自らの希望するよ…

すごい言語化 「伝わる言葉」が一瞬でみつかる方法

先のエントリでも言及したが、割と抽象度の高い概念をたたかわせるような仕事をしている。それもあって、どうも議論している者同士での認識合わせからうまくいかないことが多い。なんとかして双方向に伝える・伝わる環境をつくれないかと、タイトルだけであ…

「変化を嫌う人」を動かす 魅力的な提案が受け入れられない4つの理由

いま、「変える」をテーマに仕事をしている。いわゆる経営理念的なものを作るセクションにいて、組織をこれからの時代を生き抜くものにバージョンアップすることがミッションである。ただ、どうにもお題の抽象度が高く、なかなかどうして「変える」が必要な…