よんだほん

本の内容をすぐ忘れちゃうので、記録しておくところです。アフィリエイトやってません。念のため。

なぜ、彼らは「お役所仕事」を変えられたのか?

なぜ、彼らは「お役所仕事」を変えられたのか?

なぜ、彼らは「お役所仕事」を変えられたのか?

 小紫市長のフェイスブックで紹介されているのを拝見して、即入手した本。
 著者は、地方自治体を応援するメディア - Heroes of Local Governmentを立ち上げた方。取材を通じて出会った10人のトップランナー公務員が、これまでになし得てきたことを紹介しています。

 紹介されている方々は、いずれも(活動内容や活動の華やかさに差があるが)「市民のために」という信念を持って壁を突破されているなと、感じます。ただ「市民のために」はもちろんなのですが、その上で仕事をめちゃくちゃ「楽しんでいる」と思いました。楽しめる人は強い!

 どの方のエピソードも魅力的なのですが、特に印象に残ったのは酒井直人中野区長のエピソードで語られたこと。
「確かに公務員が失敗したら叩かれる。でも、本当はやらないことによる損害のほうがもっと大きい。」
「職員のモチベーションは、そのまま区政のパフォーマンスの良し悪しに直結する。これからの時代、役所は組織として、そこまで考える必要がある。」

 公務員という後ろ盾と、身分保障があるからこそ、地域に飛び出さなければ、何もなし得ない。というのは小紫市長もおっしゃっていたことです。

 モヤモヤすることがあれば、またこの本を読んで、セルフマネジメントしたいと思います。
 また、ぜひ思いを持つ若手は、この本を読んでほしいと思えました。