- 作者: 外山滋比古
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外山先生の「思考の整理学」「アイディアのレッスン」を読んでいます。
中日の根尾くんの愛読書として話題になりましたね。
「アイディアのレッスン」から読んでしまったのですが、順序的には逆のほうがよく、「アイディア~」は「思考の整理学」をより整理した内容といったようすです。
我々日本人は、知識を詰める=頭を倉庫として使う教育しか施されておらず、どう知識を使うか、どうアイディアを出すかを学んでいないらしい。
現代はPCがあるので、知識の倉庫としての役割はPCに譲ったほうがいい、という(思考の整理学は1986年に出版されたものですが、当時、世間一般的にどの程度PCの有用性が認識されていたのでしょうか)。
ホリエモンだったかが、現代は「調べる力が求められる時代」的なことを言っていたように記憶しています。
なんでもかんでもインターネットで調べることはいかがなものかと言われる(最近はそこまででもないように思いますが)こともあるでしょうが、真に必要なことは、何を覚えているかではなく、どう使うか。
本当に頭が良い人というのは、知識をたくさん抱えた人ではなく、日頃の思いつきを、結実させることができる人なのだと思います。